ダークプール取引とは

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ダークプールとは、取引所外取引の一種で、東京証券取引所などの取引所を通さず、投資家の注文を証券会社の社内でつけあわせて取引を成立させる取引のことを言います。
ダークプールは、一般的に外資系証券会社を中心とした機関投資家やヘッジファンドが参加者となり、個人投資家の参加はほとんどありません。

ダークプールは外資系証券が中心となっています。以下は主なブローカーダークプールです。

ゴールドマン・サックス証券
SigmaX
UBS証券
PIN(Price Improvement Network)
メリルリンチ証券
MLXN(Merrill Lynch X-ing Network)
クレディ・スイス証券
CrossFinnder
モルガン・スタンレー証券
MS Pool

なぜダークプールを利用しているのか

ブローカーとなる証券会社内の投資家(機関投資家やヘッジファンド等) 同士の注文を取引所を通さずにマッチングするサービスであるダークプールは、市場の透明性を阻害していると批判が高まっています。

しかし、ダークプールの利用は以下の理由から近年ますます広がっています。

取引所では呼び値が1円単位の株であっても、ダークプールでは0.1円単位で注文が出せるので、約定率や約定単価の改善が期待できる。

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機関投資家の注文は、その数量が市場出来高の数十%にも及ぶものがあり、自らの注文情報が他の取引参加者の行動に影響を与えることで価格が変動してしまう恐れがあります。

このため、より良い価格で取引をするためには、自らの注文情報を他の市場参加者に「見せないようにする」ことが重要になるからです。

ダークプールにおいては、注文情報の匿名性が確保されており、規模の大きい注文であっても想定外の価格変動のない取引が可能であり、機関投資家に広く利用されている理由です。

今後さらに広がっていくダークプール取引

ダークプールは代替執行市場とも呼ばれています。株だけではなく、日経225先物や商品などさまざまな取引が行われています。

代替執行市場とは、東京証券取引所や大阪証券取引所などの取引所以外の取引市場全体を表す言葉です。

私設取引システム(Proprietary Trading System)通称PTSに代表されるように取引所を通さない売買の動きはますます広がっており、今後も広がり続けるものと思われます。

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