為替市場(FX)が株式市場に与える影響(円高円安メリット株デメリット株)

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為替の値動きによって株価も大きく変動します。

株取引をおこなう場合、為替の値動きは無視出来ないものとなっています。

デイトレードやスイングトレードをおこなう方は株のチャートや板情報を見るだけではなく、為替(FX)チャートも見ている方が多いと思います。

円安になると外需株が買われ、円高になると売られる

日経平均株価(日経225)の構成銘柄を見ると、Topixよりも外国での売り上げが多い株(外需株、輸出企業)の比率が高いことがわります。

日本を代表するトヨタやキヤノン、ソニーなどの輸出企業は為替が円安になると、売り上げ利益ともに増えるので当然株価にもポジティブな影響を与えます。

つまり、以前記事にしたNT裁定にも影響を与え、為替が円安になるとN(日経平均)がT(Topix)よりも買われ、NT指数は開いていきます。

逆に円高になると、輸出企業の株は売られ、内需株(銀行や小売企業)などの株が外需株よりも強くなる傾向があります。

円高のメリット受ける株もある

エービーシー・マート(証券コード:2670)、ニトリホールディングス(証券コード:9843 )、ファーストリテイリング(証券コード:9983)、しまむら(証券コード;8227)などの小売企業は海外から原材料を仕入れているので円高になると安く仕入れがおこなえるので、円高のメリットを受ける株として有名です。

外食産業でも同じように仕入れ価格が下がるので、サイゼリヤ(証券コード:7581)、吉野家ホールディングス(証券コード:9861)、ゼンショー(証券コード:7550)も同じように円高メリット株として認識されています。

また、円高になると海外旅行に出かける人が増えるのではとの見方から、エイチ・アイ・エス(証券コード:9603)、近畿日本ツーリスト(証券コード:9726)などの旅行会社も物色されることがあります。

このように円高のメリット受ける株もあるのですが、これらの株は日経平均の構成比率が低く、全体で考えると日経平均は大きく下がっていく傾向にあります。

外国人持ち株比率の高い株は円高になると売られ、円安になると買われる

円高になれば、輸出企業の企業業績に悪影響を与えるので株価が下がると思われていますが、日本企業の株式の多くは外国人が持っているために、外国人から見ると円高になると資産価値が下がることも大きな理由です。

極端な話ですが、トヨタの株価が4000円で変わない状態で、為替が90円から80円に円高になったとすると、外国人からするとトヨタの株価は約10%以上下落したこととなります。

つまり、これ更に円高になると考えた外国人投資家はどんどんトヨタの株式を売却しようと思うわけです。

持ち株比率の高い株は円高になれば、売られる傾向にあり、円安になれ同じように買われる傾向にあります。

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